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 ETGSレポート
アマチュアゴルファー「ノリ」の閃き
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第275回
クラブの重心深度を知る:パター編


まずこの話題に触れない訳にはいきません。

2021マスターズトーナメント、松山英樹プロ、アジア人として初、もちろん日本人として初のマスターズ制覇!
おめでとうございます。

日本人として唯一の参加となった今大会。
3日目終わって2位と3打差で自己ベストを更新。ノーボギーの65で回ってトップに立ちました。
もう寝よう、寝ようと思いながら日が昇っていました。
そして日本中が期待した最終日。最終組でスタートした彼は73、+1でしたが見事優勝!

あー良かったと思ったのは私だけではないと思います。特にバック9はドキドキでした。
15番の池に入れた時はやばいぞと思いましたが今度は16番で同組のシャウフェレ選手が池ポチャ。
二人が一進一退の攻防を繰り広げているかと思えば、1組前のザラトリス選手が首位に2打差迄追い上げてホールアウト。
松山プロも最終18番の2打目をバンカーに入れましたが、2mに無難に寄せて2パットのボギーで優勝。日本中の誰もが歓喜した瞬間でした。
解説の中島常幸、宮里優作の両プロ、そしてアナウンサーも涙声でその栄冠を称えていました。
前日には東京を含め数か所の都道府県にコロナ蔓延防止等重点措置が発声されて暗い雰囲気の漂う中、心から嬉しく思えるエポックを彼が作ってくれました。
残念ながらタイガーの参加は叶いませんでしたが、来年は完治して松山プロと大会を盛り上げてほしいものです。
松山プロおめでとうございます。私もゴルフを愛する皆さんと一緒に喜びたいと思います。

さて、前回ドライバーとアイアンの水平方向の円運動スイングにおけるインパクトを仮定した”重心深度”という物理の授業を受講いただきました(笑)
今回はパター編になります。
横田プロ、今回もよろしくお願いします。

はい、最近はパターの形状も様々出てきました。
今はその数30種類以上といわれています。

「パッティングに形無し」と言われるように、皆さんが選ぶ際のポイントも「構えやすさ」が第1位になっているようです。それは「人それぞれにフェースコントロールの方法が異なる」から そのための構えやすさで選ぶようになったんだと江連プロは言います。

最近、最も多くのアマチュアが使用しているのは大型ヘッドのマレットタイプですかね?
この型は多くが重心深度が深く、シャフトバランスで持つとほとんどヘッドが上を向きます。
ストレートスイングタイプともいわれます。

少し小ぶりのたらこ型と呼ばれる半円型タイプは少し上を向きますが、どちらかというと浅めの重心深度が設定されています。

最後にヘッドがほぼ下を向くピン型に代表されるアークスイングタイプのパターがあります。このタイプは重心深度が少ないモノが多いです。
この形状のパターはアイアンなどが真下を向くのと同じで、前回お話しした通り水平方向に打ち出すために円軌道でインサイドインに打つ必要があります。
よってアークタイプと呼ばれます。
少し重心深度があるたらこ型も同様です。ピン型よりスイングの円軌道が少し緩やかになります。

逆にマレット型のパターは重心深度がものすごく深い、要はヘッドの後ろ側が真下を向くため、アークを描いて打つとインパクトでフェイスが被り、引っかけたボールしか出なくなります。ストレート&ストレートに打ち出さないとまっすぐ打ち出せないことでストレートタイプと呼ばれます。
コツは目標方向にまっすぐ押し出しながら打つことです。
パッティングのひっかけが多くなったとお嘆きの方は、今までアークタイプを使っていて、マレットに変更しても打ち方を変えず、インサイドインに打ち出す。
逆にマレットからピンタイプに変えてもストレート&ストレートに打ち出そうとすると、開いて当たってしまうという理論です。
実はパターでもその形状やヘッドの重さによって、シャフトの素地とのバランスが影響したりもしますが、アマチュアの方は、まずはお話ししたスイングアークを基本にしてください。

少しだけ打ち方のコツもアドバイスするなら、

マレット型のストレートタイプは肩だけをヘッドの起動通りにストレート&ストレートに動かすことでまっすぐ打ち出しやすくなります。腕の長い人は少し短めのシャフトを使うことで打ちやすくなるでしょう。
また、グリップもクロスハンドだとストレート軌道で打ちやすくなります。
逆にアークタイプは胸を張って体の軸を円回転させ、それに同調して打てば、円軌道の中でインパクトできます。
この時かかと体重はご法度です。スイングアークができづらいストロークを生みます。
そうなりやすい方は、短めのシャフトにして土踏まずで体重を受け止めてスイングしてください。

前回から2回にわたってお話しした、クラブの重心深度ですが、少し面倒くさいようでも知っておいた方が良いと思います。
重心深度を知っていれば、調子が悪くなった時にスイングプレーンやフェイスの開閉に頓着するようになるからです。チェックポイントも見えてきます。
人それぞれ体の特長は違っていても、すべてのクラブに重心深度がある以上、最低限知っておくべき理論だと思って、勉強してみてください。
ゴルフに新たな発見が生まれますよ。

ありがとうございました。

いやぁ勉強になりました。
ただETGSのレッスンの良いところは、こんな理屈をいちいち頭で考えなくても実践できるようにするということですから、私は今回のお話だけで十分お腹一杯です。

皆さんも頭だけで覚えるのは危険かもしれませんが、おうち時間で是非勉強してみてください。


そして、改めてもう一度言います。
松山英樹プロおめでとうございます!そしてありがとうございました。

追加されたイベントです。

●4/26(月)
第31回川村コンペ~パッティング大会
担当:川村亨プロ
会場:熊谷ゴルフクラブ

●5/5(水)
香西プロによる朝から夕方までスパルタゴルフ
担当:香西成都プロ
会場:ザ・インペリアルカントリークラブ

●5/9(日)
第45回ETGS杯ゴルフコンペ
会場:泉カントリークラブ
∗現地での表彰式及び懇親会などはございません。ご了承ください。

●5/13(木)
香西プロによる超スパルタ練習会
担当:香西成都プロ
会場:ザ・インペリアルカントリークラブ

 
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