第296回 シャフトクロス

       
最近、天気が良い日が続き少し気温が上がると、そろそろ春近しという感じです。
学生の皆さんは進学、進級、卒業、入学、就職など新しいステップへの岐路を迎えるシーズンになってきましたね。
本来は「希望」という2文字が浮かぶ時期だと思いますが、コロナのお陰でままならないことも多いでしょう。
ただ、悪いことばかりではないはずです。
新しい目標を持って次のステップに移行くださいませ。

さて、今回は奇しくも香西プロは雑誌で、川村プロはブログでレッスンテーマにしていた「シャフトクロス」に関してです。

会員の方のシャフトクロスを矯正レッスンしていた香西プロに伺いました。

シャフトクロスとはトップで飛球線とシャフトがクロスした状態をいうわけですが、基本アマチュアはこの状態からクラブを下すと、振り遅れてフェースが開いたままになり、右にソケットするかアウトサイドインで左にひっかけるかのどちらかになるケースが多いです。

特にアマチュアはすぐに矯正すべきですし、見た目もカッコ悪いスイングに見えます。

チョット確認ですが
トップの“シャフトクロス”状態と比較されるスイングにはトップで一度シャフトが地面に下がる状態の“レイドオフ”がありますよね?
そもそも、トップのレイドオフはOKでシャフトクロスはダメなのか否か?
というのも私の記憶では池田勇太プロや横尾要プロは少しシャフトクロスのトップになっていたような記憶もあります。

逆に渋野日向子プロは最近トップを浅くして、腕を使わず柔軟に体をを捻転させてトップでは一度極端なレイドオフになった気もします。
リッキー・ファウラーのスイングにも似てきたような…?

アマチュアが参考になる話をいただければと思いますが…。

はい、今回は難しい話ですね。(笑)

ご紹介いただいた通り、2/22号の週刊「ゴルフダイジェスト」の“GOLF GYM”のコーナーではシャフトクロスの矯正で右へのプッシュやひっかけを直すためのレッスンをしています。

江連プロも崇拝するベンホーガンの「モダンゴルフ」で、トップから腕が腰に巻きつくようにダウンスイングをしていくとトップで一時自然にレイドオフになる。
とか
江連プロのアメリカでの師匠でティーチングプロの世界トップ3に名を連ねるジム・マクリーンは下半身からスイングを始動すれば、テイクバックの時にレイドオフになっても、極端なインサイドアウトにならず正しいスイングプレーンになってクラブは下りてくると説明しています。

ただ、このレジェンド2人は推奨スイングがレイドオフとは言っていません。
正しいスイングプレーンを作るためには「腕に力を入れない」で下半身始動せよと言っているんです。
あっ、レイドオフとはトップで一度右手首がヒンジして手の甲側に折れた状態をいうんですが。
そのレイドオフでも、腕に力を入れず下半身始動ができればクラブは極端なインサイドからではなく正確なスイングプレーンで降りて来るということです。

ただ、体の柔軟性がなくなったり、パワーが衰えると飛ばしたい気持ちが腕に力を入れてしまい、トップからもう一回腕を上にあげようとする余計な腕の動き、つまり右手の平側に手首を立てる動きを加えてしまってシャフトクロスになるというわけです。

高齢になると、自分の体の柔軟性の範囲で腕に力を入れずに体を回してもトップが浅いとか低いとか感じがすると思いますが、それでOKなんです。
重要なのは胸とクラブシャフトが「前にならえ!」の状態をキープしたまま回転してトップを迎えることです。

私はそこを修正しただけなんです。

まずアマチュアゴルファーはシャフトクロスやレイドオフを意識するのではなく、極力トップでシャフトが飛球線と平行のポジションを保つために、腕に力を入れず体とシャフトを同調させることを基準にスイングを考えるべきと思います。
ちなみに池田プロも横尾プロも柔軟性が高く、トップの位置も高いので悪いシャフトクロスと勘違いしがちですが、切り返しからフォローまで胸と腕が同調してインサイドから下りて、インサイドに抜ける基本のスイングプレーンになっていますよ。

ブログで川村プロがレッスンしていた
アドレスしたら「最初に腕を縦に上げてから脇を締めたまま身体を右へ向けてみましょう。」
をやってみると、極端なシャフトクロスが強制されたトップの感じがつかみやすいと思います。
是非、こちらもご覧ください。

<ETGSブログ>
https://ameblo.jp/etgs/entry-12726429062.html

ありがとうございました。
確かに香西プロが冒頭に仰っていたシャフトクロスのトップはカッコ悪いといつも思っていました。

コロナ禍を機にゴルフを始めた方も多いと思います。
理屈が分からなくても、シャフトクロスは見た目がカッコ悪いから修正しようと取り組むだけでもスコアアップできるかもしれませんよ。

クラブやウェアだけでなく、スイングも見た目カッコいいスイングを真似ることから始めても良いと江連プロも仰ってましたよ。

是非ご参考に。

新規追加イベントです。

●3/18(金)
ラウンドレッスン
担当:香西成都プロ
会場:佐倉カントリー俱楽部

●4/6(水)
ラウンドレッスン
担当:香西成都プロ
会場:佐倉カントリー俱楽部

●4/7(木)
マネージメント特化レッスン
担当:香西成都プロ
会場:成田フェアフィールドゴルフクラブ

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