第298回 スティープスイングとシャロースイング

       
4月になりました。
季節も本格的に春に向かい天気の良い日は気分も良いです。
前回お話しした通り、日本で最初に福岡で桜の開花宣言が出て以来、全国各地で開花、東京では3月27日に満開が発表されています。
毎年このコーナーでも靖国神社に近い弊社付近で開花の様子をお伝えしていますが、開花宣言直前の3月25日と満開宣言直後の3月31日では同ロケーションでこんなに変わってました。
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あっという間に見頃は終わってしまいます。
コロナ感染者が高止まり後、若干増加傾向で諸々規制はありますが桜の命は短い分、今年の“季節の趣”を各々味わいたいものですよね。

日本の女子ツアーはすでに4試合を消化。アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI では西郷真央が開幕戦に続いて早くも今期2勝目をあげました。強いですね。故障がなければ、まだまだ勝ちそうなゴルフをしている気がします。今日からはヤマハレディース葛城が始まります。

日本の男子ツアーも初戦の東建ホームメイトカップが昨日から始まりました。

そして、来週からいよいよマスターズ開幕です。
ディフェンディングチャンプの松山英樹プロは少し首を痛めているようで心配ですが、連覇を期待しつつテレビにかぶり付きで応援しようと思います。

毎年ツアーが始まると新しい季節のスタート感が増しますね。

さて、今回は最近話題のシャロースイングについてです。

内海プロ、最近は一流プロでもスイングをスティープからシャローに変えている人も多いようですが、少し解説いただけますか?

はい、このコーナーでも流行のスイングに関しては何度か取り上げていただいていますが、このシャロースイングは体にやさしい理にかなったスイングと言えます。

シャローとは鈍角、スティープとは鋭角という意味ですが、オンプレーンのダウンスイング軌道に対して、寝かせて降ろすような下からのインサイド軌道か、立てて降ろすような上からアウトサイド軌道かでスイング差が出ます。

若くて体が強い時期はスティープでパワーフェードを打つプロも多いのですが、体のどこかを痛めたり、40歳を越えた辺りでパワー不足になり、スティープでは打球が安定しなくなったり飛距離が落ちたりしてシャローに変えるプロもいます。

シャロースイングのいちばんのメリットはゆるやかな軌道でボールを“線”“ゾーン”でとらえることができるというです。
逆にスティープは上からたたきつけるような“点”でとらえる打ち方と言えます。
要するに、シャロースイングは打球が安定しやすく叩きつけない打ち方でミート率が上がり体にやさしい打ち方なんです。

最近の「週ゴル」でも特集されてましたが、最近ジェイソン・ディやジョーダン・スピース等は力強いスティープスイングから極端なシャロースイングに変えてます。

ETGS会員の方でも、体のどこかを痛めたり力不足を補うために、ミート率が上がり、軌道が安定するシャロースイングに変える方もいらっしゃいます。

すぐに上手く打てないと思いますが、そこは練習しかありません。

まず、クラブヘッドの開閉を理解するために打点の大きいテニスラケット等で素振りすることがお勧めです。
ダウンスイングで体の回転から初めて、遅れてきたクラブヘッドが頭をビハインドザボールに残すことで自然に旋回していくというのが理想です。
この時手首に余計な力が入っていると自然にヘッドは戻りません。
開いたまま当たれば右に吹けますし、強引に手首を返せばチーピンです。
この辺がシャロースイングの難しさではあります。

アドレスからフォローまででいくつかアドバイスしますので参考にしてください。

・普段より、少しボールから離れてアドレスしましょう。

・テークバック始動でクラブヘッドをインサイドに引かず、ヘッドを体の前にキープしたままのイメージで外側にテークバックしていきます。バックスウィングはアウトに上がって、ダウンスウィングでインから下ろすようにスイングしてみてください。手首を意識すると力が入るので、肩甲骨を背骨側に寄せるようにすると上手く行きます。

・切り返しからダウンスウィングのポイントとしては、左足への踏み込みを強くしてみてください。左足のかかとで空き缶をつぶすような感覚で、左サイドに踏み込んでいきます。腕に力を入れていなければクラブが右サイドの内側から真下に落ちます。

・ダウンでそこにクラブ下りてくれば、あとは右足を蹴りこんで体を左に回転させれば、手先でヘッドを返さなくても、スクェアにインパクトできるはずです。

とはいうものの、すぐにできる人は中々いません。
若くて体幹の強いアマチュアゴルファーにはスティープスイングが多いです。特にボールを点でヒットする野球をしていた方は最初はほとんどスティープですね。逆にシャロースイングの上手い人はテニスをやっていた方。ラケットの面を上手く使えるので、習得も早いです。ただ下から極端に煽るようなかち上げスイングになったり、体の伸びあがりが癖になっているので注意が必要です。

シャロースイングを習得するとアプローチなどでも効果を発揮します。インパクトを点でなく線:ゾーンでとらえることができるので、フルショットしないアプローチではバンスを滑らせることができるようになりますので軌道は安定するでしょう。

皆さんも、腕や手に頼り始め、上手く体が使えず、チーピンやスライスばかり出始めたらシャロースイングを習得するのをお勧めします。

ありがとうございました。

体が弱ってくると、どうしても器用な腕や手を使いがちです。
体にやさしいシャロースイングの習得はベテランゴルファーにとっても救世主になるかもしれませんね。

さて、お待たせしました。

今回お話をいただいた、内海プロのYouTubeゴルフレッスン動画がスタートしました。その記念すべき1本目は
『飛んで曲げないスイングのコツと練習法』です。

内海大祐のゴルフレッスン


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その他香西プロのレッスン動画追加情報や追加された新規イベントもご紹介しますので、併せてご確認ください。

●香西成都のYouTubeゴルフレッスン情報
『本当の下半身リードは○○です』


『アプローチが苦手な人がやってしまっている打ちかたとは?』

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●4/22(金)
第71回ETGS月例競技会
会場:泉カントリー倶楽部

●5/18(水)~5/19(木)
黒潮カントリーゴルフツアー2日間
担当:川村亨プロ
会場:
1日目:黒潮カントリークラブ 太平洋コース
2日目:黒潮カントリークラブ 黒潮コース
∗好評により追加開催決定!

●5/19(木)
名門コースに挑戦!
担当:内海大祐プロ
会場:水海道ゴルフクラブ

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