第302回 西郷真央プロに学べ!

       
メジャー第2戦、全米プロゴルフ選手権ではジャスティン・トーマスがウィル・ザラトリスとのプレーオフを制し大会2勝目を飾りました。
日本松山英樹と星野陸也は通算9オーバーで共に60位。
注目のタイガーウッズは脚の痛みが出たのか3日目に棄権しました。

残りのメジャーは全米オープンと全英オープンですが、日本人選手の活躍ももちろん、タイガーには無理せず万全な状態で参加してほしいものです。

その全英オープンへの架け橋になる日本ツアー「全英への道~ミズノオープン」が先週行われ、S.ビンセントがA.クウェイルとのプレーオフを制して優勝。上位4位までが参加資格を得る大会でしたが、残念ながら日本人選手は清水大成プロ、片山晋呉プロ、小林伸太郎プロの6位が最高位。外国人選手にその座を全て譲る結果になりました。

日本の女子ツアーは日曜日まで行われた、リゾートトラストレディスで小祝さくらプロが優勝。来週の全米女子オープンに備えて有力選手が不参加とは言え、安定した貫禄あるゴルフでした。

女子プロでは西郷真央プロの強さが引き立ちますね。
10戦で5勝ですよ。前週の「2022年 ブリヂストンレディスオープン」ではメダリストで昨年の女王の稲見萌寧プロを最後まで寄せ付けず2打差をつけて優勝。シーズン始まりには私も今シーズンの彼女の活躍は予想しましたが、ツアー前半で10戦5勝。5割も優勝とまでは予想できませんでした。

今回は、その強さの理由とアマチュアにも見習ってほしい点などをYouTubeチャンネルの登録者が順調な香西プロに訊きました。

私もびっくりです。不動裕理プロの11戦5勝が今までの記録ですが、これを超える選手は出ないだろうと思っていました。
黄金世代を筆頭に数多くの実力ある若手選手がひしめく中ですごい記録だと思います

決して大柄と言えない彼女から、アマチュアが学べる要素も多いので、今回コメントさせてもらいます。

彼女の強さは今時の強さとも言えます。
彼女はスマホによるビッグデータ活用が上手いんです。

もちろん、師匠のジャンボさん(尾崎将司プロ)の直接指導とのかみ合い方もあるでしょうが、中学3年から保存してある膨大な数のスイング動画とそれに本人が記載した膨大なメモ情報の活用です。
スイングに違和感を感じたら動画とメモを繰り返し見返して違和感を解消することを継続しているそうです。

もちろん、それだけで勝てるわけではないですよね。
スイングもお手本になる部分が多数あります。

始動を脚や手ではなく「胴と胸」を意識してバックスイングしてます。コックをおさえスイングアークを大きくして飛距離を伸ばしているところです。

また、柔軟性と体幹の強さ足腰の強じんさです。
スイングを前方から見ると下半身は不動なのにトップで右の肩甲骨が見るぐらい捻転しています。
それに加え、トップで左手の甲とシャフトがほぼ一直線になってます。このトップは出球が真っすぐになるポイントです。方向性を安定させる意味でも、是非真似したいポイントです。
この部分を一直線にするには、トップで力を入れないことがポイント。ボールを飛ばそうとすると、切り返しで力んで上半身から動かしてしまいがちですが、これは下半身先行で動かすためのお手本です。

加えてインパクトでの体の開きが極めて少ないので強いインパクトと正確なアジャストを再現できています。

アマチュアの皆さんはここまでの捻転の真似はできなくても、力の抜き方とインパクトで体の開きをおさえる点は是非真似してほしいです。

更にバックスイングからフォローまでも手の脱力をし、体のターンで最後まで振り抜いています。
余分なフェースローテーション:開閉を少なくすることでインパクトでもずれが生じづらく、フォローでも両肩の真ん中、体の中心から腕が外れないように意識し大きなフォローを出しています。

西郷真央プロのスイングはアマチュアゴルファーのモノマネ要素の宝庫なんです。
是非、Webで連続写真などを検索して確認してみてまねできる部分を参考にしてみてください。

最後にもう1つ、彼女の素晴らしさは練習場でやってきたことをコースで再現できる再現能力です。どんな状況でも練習実績のテンプレートを引き出しから取り出して実践できるポテンシャルが強さの秘訣だと思います。頭でわかっていても中々実践できないのがアマチュアです。それを実現するには繰り返しの練習で体に憶えこませるしかありません。ETGSでは頭でわかるではなく体でわかるレッスンを心がけていますので、是非間をあけずレッスンにお越しください。

なるほど、身長も原英莉花プロや稲見萌寧プロに比べて小柄ですが、これだけの成績をあげるのには、本人の計り知れない努力と練習の成果だと思います。師匠がジャンボですから、香西プロよりも厳しい(笑)スパルタ教育を受けたと思いますが、実績で証明したのは立派です。
是非怪我などせず、今シーズンを良い結果で終わらせて欲しいと思います。
来週はいよいよ「全米女子オープン」に参戦です。くしくもディフェンディングチャンピオンは、同じジャンボに指導を受けてきた笹生優花プロですから、ライバル意識も高揚するでしょう。我々もその活躍を期待しましょう。

さて、本日からETGSは新年度を迎えます。

実は近いうちにこのコーナーを含めてホームページをリニューアルさせていただくことになりました。
今まで以上に見やすく、新しい情報は速やかに、会員様オリエンテッドなサイトにさせていただきます。楽しみにお待ちください。

今期も会員の皆様のゴルフ上達を第1目標に、スタッフ一同創意工夫で励みます。
今期もどうぞよろしくお願いいたします。

新規イベントです。

●6/14(火)
第44回川村コンペ~寄せONE大会~
担当:川村亨プロ
会場:清澄ゴルフ倶楽部

●7/6(水)
ベストスコアに挑戦!
担当:香西成都プロ
会場:千葉セントラルゴルフクラブ

●7/6(水)~7/9(土)
タイ・バンコク ゴルフツアー
担当:内海大祐プロ
会場:
7/7(木)グリーンバレーカントリークラブ
7/8(金)アルパインゴルフクラブ
7/9(土)レイクウッドゴルフクラブ

●7/13(水)
コースマネージメントレッスン
担当:香西成都プロ
会場:総武カントリークラブ 総武コース

●7/18(月)
祝日ラウンドレッスン
担当:内海大祐プロ
会場:東京国際空港ゴルフ倶楽部

●7/23 (水)~7/29(金)
高松ゴルフツアー
担当:香西成都プロ
会場:1日目:志度カントリークラブ
   2日目:高松ゴールドカントリークラブ

●8/18(木)~19日(金)
避暑地コースツアー
担当:香西成都プロ
会場:朝霧ジャンボリーゴルフクラブ

コラム一覧